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ハイブリッドはもっともっと得意になるべきだ。|フジクラ VENTUS

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裏テーマは
ハイブリッドが苦手に感じるあなたを救いたい。

フェアウェイウッドとアイアンの機能を融合させたハイブリッド、またの名をユーティリティ。
クラブセッティングに“絶対”の優秀なクラブである。
しかし一部、苦手意識を持つアマチュアもいる。
なぜ? 青木翔コーチが正論で解き明かす。

ハイブリッドにひっかけ要素があるなら
とにかくシャフトを疑え!

アイアンのような操作性と、フェアウェイウッドのようなボールの上がりやすさを兼備するのがハイブリッドクラブの秀逸さだ。男女問わず多くのツアープレーヤーたちも愛用しており、とくにアマチュアゴルファーにとっては難易度の高いロングアイアンの代わりとして必要不可欠なクラブだと言える。そのニーズ同様に青木翔コーチも「Qi35レスキュー」の#4(22度)、#5(25度)を採用している。
「ラウンド数の少ない私にとって、ハイブリッドは必須。ヘッドスピード的にはもちろんロングアイアンだって問題ないですが、選手のサポート業務の中では自分の練習に取り組めず、技術不足になりがちな私のゴルフを補ってくれるハイブリッドは、なくてはならない存在です」。

しかし一部ではハイブリッドに苦手意識を感じている声もよく聞く。とくに “ひっかけ要素”を感じるゴルファーが多く、ヘッドスピードが速いプレーヤーにその傾向が見られる。スイング的に解決策はあるだろうか。
「ハイブリッドはアイアンのように打ち込むタイプでも、フェアウェイウッドのように払い打つタイプでも順応できる汎用性があるので、どちらでも問題ありません。ただアスリートほど前者が多い。疑うべきは、シャフトがベストかどうか。主にロースペックなシャフトはプロでもひっかけ要素を感じます」。

ここで青木コーチがロースペックというのは、主に“純正”シャフトのことを指す。昨今、ドライバーではカスタムシャフトでベストな飛びを手にするゴルファーが増えた中、ハイブリッドが“純正”ではスペック的に追いつかない。
「適切なシャフトにリシャフトすることで、“ひっかけ要素”は消える。とくにヘッドスピードの速いゴルファーはテキメンです」。

ウッドの機能をアイアンのように打ち抜きたいハイブリッドにおいて、軟弱なシャフトではプロゴルファーでもトゥヒットしやすく、ひっかけ要素を感じる。

解説/
プロコーチ
青木 翔
あおきしょう、1983年3月28日生まれ。
渋野日向子の全英女子オープン優勝をはじめ、多くの選手の勝利に貢献する。ジュニアゴルファーの育成、アマチュアゴルファーの指導など活動中。

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