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スポーツの名門 明徳義塾ゴルフ部監督 三木逸子先生のゴルフ課外授業【1】

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先生に質問!
どうやってゴルフが上手くなったんですか?

隔日週3の打球練習を真摯に取り組めたら
きっと目標は達成できる!

いきなりだが三木先生には現実的な質問を投げてみる。
BUZZの営業スタッフを含めて100切りゴルファーがどうやってステップをしていける道はあるのか・・・。

大切なのは
いい感覚を身体に馴染ませること

明徳義塾でゴルフを頑張る生徒たちの練習を眺めていると、私にも部活のようにゴルフに真剣に打ち込める時間と根性があれば、と“ないものねだり”をしてしまう。ただビジネスに頑張る私たちは忙しい。ポストがそれなりになると時間ができるどころか、より忙しくなる。そんな話を三木先生にしてみた。

「私も赴任先が変わるたびに、また立場が変化するために、ゴルフに打ち込める時間に制限がかかりました。私がまず実行したのは、家と勤務先の間、通勤ついでに通える練習場を探すことでした」。

趣味のゴルフに取り組むためには、自らの変化する環境にいかにして練習時間を組み込めるか、ゴルフの環境づくりが大切になる。

「環境的にも体力的にも、球数を多く打ち続けることは不可能になりますよね。私が心がけたのは、少球でも日々の練習を絶やさないこと。いい感覚を身体に馴染ませることが大事だと私自身気付かされました。練習方法を効率化させてから、競技ゴルフでの成績も格段に良くなっていったのは間違いありません」。

都心部は次々にインドアゴルフがオープンし、サブスクリプション(定額制)でゴルフの練習に頑張れる環境は十分に整っている。やるかやらぬかは自分次第・・・。

「本当にステップアップを目指すなら、隔日週3、4日、小時間でもゴルフに取り組む時間を作りたい。中1日ぐらいでは身体はいい感覚を忘れませんが、それ以上に時間が空くと忘れてしまうのが人間。やるべきことをやれば100切りはもちろん、その先にシングルも見えてくると思います」。

三木先生が練習の際に取り組んだのは曲げないショット力を確立すること。「100球の中でアプローチばかりやると球数が勿体ない。主に精度や安定性を身につけるためのショット練習に取り組みました」。現在は授業を担当していないため、午後に明徳義塾へ訪れ、放課後の部活開始時間まで練習に取り組まれている。

取材協力=明徳義塾中学・高等学校
撮影=高橋淳司

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