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10月号連動特集 学ぼう! ゴルフ・フルスイングのフォーマット!「グリップ編」

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先月号ではガッデム竹田とともに
フルスイングを学びました!
もっと詳しく知りたい!
そんな声に応えて…

フルスイング…、
言わずもがなしっかり自らの飛距離を発揮するために必要なショットスキルである。
だが不思議とプロゴルファーのように多くのアマチュアゴルファーは全力で振りきれていないケースが多い。
それは何故…?
金谷多一郎プロが前号からアドバイスするフルスイングのポイント、今号では要所要所をさらに詳しく特集していく。

解説
金谷多一郎プロ

かねたにたいちろう、1960年1月2日生まれ。あらゆるゴルフメディアで解説するゴルフスペシャリスト。

骨格にあった
正しいグリップ
||
スクエアに一番叩ける
最も大切な準備

フルスイングを実行するための条件、それはグリップの握り方から始まる。
大切なのはあなたにとって最大限にパワーが発揮できる握り方は何か? だ。

円弧を描く左腕は方向性、
右手はパワーを発揮する

ゴルフスイングの基本はアドレスにあります。そしてアドレスの要素で重要なのがグリップです。大切なのは最もスピードアップでき、かつスクエアにボールを叩ける準備を整えておくこと。不自然なグリップはスイング軌道やフェース面の管理に悪影響を及ぼすのです。

重要なポイントは左手の握り方です。私が推奨しているのは自然と身体横で腕を垂らした状態の角度をグリップにも生かすこと。ゴルファー毎で角度は異なりますが、それが骨格にあった自然な状態。とくに左腕はスイングの円弧の役目を担い、主に方向性に影響を及ぼすため、できるだけスクエアに叩ける骨格にあったグリップを心がけたいのです。

対して右手はパワーを伝える役目を担います。大切なのはフェース面をスクエアに叩くためのグリップ。クラブを正面にスクエアフェースで持ち、バランスよくフェース面をトンカチにイメージしてスクエアに叩けるような右手の握りをグリップに生かしましょう。

左手のPOINT!

自然と腕を垂らした状態でそのままグリップ

スイング円弧を担う左腕は骨格を生かして、握ることが正しくスイングをする準備の最低条件となります。自然と腕を垂らした状態が骨格の自然な状態、そのままの状態(手や腕の角度)を左手グリップに生かすことが理想です。

トッププロの
連続写真では…

優れた選手の連続写真ではアドレスとインパクトで左手の腕やグリップ角度が一致しています。セットアップで自然にスクエアに叩ける状態を作っているのです。

右手のPOINT!

掌とフェース面をリンクさせる

右手はパワーをボールに伝える役目だけに、しっかりスクエアに叩きやすいグリップが必要です。正面にクラブをスクエアに持ち、掌とフェース面をリンクさせるように叩ける右手のポジションを確かめてください。

撮影=田中宏幸
取材協力=米原ゴルフ倶楽部

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