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BUZZ GOLF 2020年8月号 発行
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ゴルフスイングのパフォーマンスはクラブを気持ちよく振り抜くことが全てだ。
自らの運動不足でスイングに制限をかけてしまわないよう頑張りたい。
ゴルフスイングのパフォーマンスに直結するストレッチ・トレーニング方法をご紹介します。私が推奨するのは、ゴルフクラブを使った運動です。クラブを効果的に使用すれば胸や脇腹まわりの筋肉がほぐれ、ゴルフスイングの回旋動作をスムーズにさせます。
「ゴルフクラブを使ってストレッチは日頃からもしていますが、回旋運動は初めて。女子ツアーでも選手たちが取り組んでいるのをSNSで拝見しますが、見た目よりキツイ! ストレッチというよりトレーニングですね」(野村さん)
野村さんが言うようにトレーニングとして成立しており、日々実践することで確実にパフォーマンスに好影響を与えます。筋肉を『伸ばす、使う、連動させる』という段階で意識することで、ゴルフに必要な運動操作も自然に身につきます。デスク横にクラブ1本あれば、シンプルにストレッチ・トレーニング効果を上げることが可能。飛距離を老化させたくないなら日常的な運動を欠かさないように。(斎藤大介)
顔を正面にキープしたまま、写真のようにクラブを握ってお腹を中心に回転動作を行います。ベタ足で立った状態から胸とお腹をクラブと一緒に回すことで、腹斜筋や胸郭、そして腹筋をしっかり“伸ばす”ことができます。
上半身だけ捻るのがポイント。下半身はズボンのシワが動かないほど静止状態!
少し難易度が上がりますが、基本は脚を引いた側と反対に捻ること。腰がストッパーになるので、腹筋や脇腹が伸びていることを感じられるはずです。
両手の幅を狭めると負荷が大きくなり、グリップするときのように持つと、さらに動作に制限をかけられる。自分に最適な負荷で無理なく取り組みたい。
取材・文=田村一人 撮影=田中宏幸
取材協力=越谷ゴルフリンクス プライベートスタジオ
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