トレンドを見つけ出せ！日本女子ツアーウォッチング 5｜2023年ツアーに躍進するアッタス！

2023年ツアーに
躍進するアッタス！

ティイングエリアの定点観測取材の中で、個性的なカラーデザインで目立っていた存在がUSTマミヤの「アッタス」シリーズだった。

シルバーの
「The ATTAS V2」、
ツアーデビュー

シャフトの個性を象徴するようなユニークなナンバリング・モデル名で私たちギアファンを楽しませてくれるUSTマミヤの「アッタス」シリーズが、今季女子ツアーで使用選手が増えていることを確認できた。「アッタス」は、“強い選手が愛用している”ことがこれまでの印象。女子ツアーでは2020東京オリンピックで銀メダルを獲得した稲見萌寧が「ジ・アッタス」を愛用していたことがその理由でもある。

まず今回の定点観戦で印象的だったのは、原英莉花が新作「ジ・アッタスV2」（中調子）を採用していたことだ。原は昨シーズンからクラブ契約がフリーとなり、自分好みのギアをセッティング。人気選手が何を新採用したかは注目だが、「アッタス」の初投入はギアファン目線で女子ツアーの新景色を見たような感覚になれた。同シャフトは桑木志帆、石川明日香らも使用。今取材大会は欠場したが西郷真央も使用している。

他にも「DAAAS（ダァーッス）」（手元調子）や「KING（キング）」（先調子）の使用選手も確認できた。2023年より「アッタス」の躍進を感じさせる定点観測であった。