
特集

ドライバーの飛距離性能を語る上では、外せないのが“飛距離の三要素”だ。「初速」、「高打ち出し」、「スピン量」。インパクトで発生するこの三要素における好条件が、飛距離を構築しているのである。
なかでも「初速」は最も大切な要素だが、では“初速の三要素”は何か? あまり語られることのない要素を、クラブエンジニアの松吉宗之さんに挙げていただく。
1 芯で捉えること
「ご自分のスイングと相性のいい重心性能のヘッドを選ぶことが大切です。現在は高慣性モーメントモデルがトレンドを牽引していますが、決してそれが万人にベストではないことも考えなければなりません」。
2 ヘッドスピード
「“振りやすい”と感じるシャフトをうまく選ぶことで、ヘッドスピードの最大加速が実現できます。ヘッドの重心特性に合ったフレックス選びをするのもポイントです」。
3 エネルギー効率
「スイング軌道で生まれる打ち出し方向に対して、ロフトが少なめでインパクトできるヘッドを選ぶことがエネルギーの効率向上につながります」。
この三要素をうまく兼ね備えたヘッドは何か、松吉さんが第一候補として推奨してくれたのはブリヂストンNEW「BX」ドライバー。どんな特性が初速を生み出すのか。
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