特集 ラウンドで10打縮める! ゴルフギア選びの優先順位《 前編 》|パットを減らす“寄せギア”から決めていく 2024.06.21 特集 バンカー脱出の優先順位は、 高さよりも距離を出すこと! バンカーからグリーンまでの距離って意外にあるよね!? ただ脱出すればいいのではなく、しっかりとピンまでの距離を打っていかなければバンカーショットが成功したとは言い難い。とくに近年は大きなワングリーンのコースが増え、ガードバンカーからピンが遠いことも珍しくない。バンカーから「出す」のではなく、しっかりとグリーンまでボールを「飛ばす」意識を持つことが大切だ。 一般的なガードバンカーなら 54˚でも楽勝にアゴをクリアできる ガードバンカーにボールがつかまった時にどうしても「ボールを上げて脱出しなきゃ!」と思ってしまうのが、アマチュアゴルファーの常である。しかし、バンカーからボールが出ない最たる要因は、高さではなく飛距離が出ていないことにあると、フォーティーン池田さんは言う。 「もともとロフトが大きく高いボールが打ちやすいSWを手にしているのに、さらに高く上げようとしてしまうと、バンカー内でもやはりフェース上にボールを乗せ切れない状態となってしまいます。またインパクトロフトが付き過ぎてしまうとソールの抵抗も大きくなってしまうため、グリーンに運ぶだけのインパクトをボールに与えられなくなってしまうのです」(池田さん) 確かに、砂だけ飛んでボールはバンカー内にポトリということは日常的にあるし、バンカーからやっと出ただけでグリーンには届かずという場面も多い。 「そういう観点からも54°でしっかりとボールをとらえ、距離を出してあげることは有効だと思います」(池田さん) ここでも“自分はどんなゴルフ場でプレーするのか?”という視点が非常に重要。スコットランドのポットバンカーのような特殊なバンカーではない限り、実は54°でもアゴをクリアするには十分なのだ。 近年、ロフト54°をラインアップするウェッジブランドが急増。バンカーで使いやすいソール形状のタイプも増えている。 取材・構成・文/高梨祥明 写真/田中宏幸 取材協力=米原ゴルフ俱楽部 1 2 3 4 BUZZ GOLF プロフィール 良いものミックス!ゴルファー目線の選りすぐり情報発信マガジン! “BUZZ(バズ)”とは様々な情報を持ち寄り、良いものを... Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 投稿者: BUZZ GOLF特集コメント: 0 トップトレーサー・レンジの『クラブ別計測』が自己ベスト更新のサイクルへ... 悩み多き読者へフォーティーンの提案!世の中のザックリをタンクソールが撲... コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL
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