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あなたはバウンスと友達になっていますか?

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まずは上の、ウェッジをセットアップした写真をご覧いただきたい。
あなたはどのような印象を受けましたか。ズバリ答えの選択肢は2択。

1:トップしてしまいそう
2:ナイスショットが打てそう

1を選ばれた方は残念ながら、あまりアプローチショットが得意な方ではないかもしれません。ひょっとしたら、ボールと芝の間にフェースの先端をうまく入れよう、入れようと必死な方かもしれませんね。

2を選ばれた方は、ウェッジショットの要である”バウンス”を使うメリットを理解し、実際にアプロ ーチショットをエンジョイされているのではないでしょうか。

写真は一見、リーディングエッジと言われる、フェースとソールの境目である先端部が芝から浮いていてトップしそうに見えますが、本当はとてもいいセットアップにある状態なのです。

ソール後方の出っ張り部分であるトレーリングエッジは、しっかり芝に密着しています。
まさにトップからダウンスイングに入り、インパクトエリアに差し掛かったボールにコンタクトする際、ソールが尖ったリーディングエッジの芝への食い込み、つまりザックリを防いでくれる役目を果たしてくれる準備が整った状態にあるのです。

ウェッジショットというのは、シャフトを垂直にした状態で、リーディングエッジからトレーリングエッジにかけてできるソールの角度、つまりバウンスを有効活用することが成功の必須条件。
芝の上だって、バンカーだって、土の上だってどんなライの状態でも、ナイスショットを打つためには、バウンスが地面にぶつかることで起きる地面との反発の力なくしては、ボールは決してうまく飛ばせないのです。

さて、1の回答をされた方、どんなウェッジをお求めですか?
このリーディングエッジが芝から浮いた状態を恐れ、過剰にバウンスの少ないローバウンスウェッジをお使いではないでしょうか。
ローバウンスウェッジはとてもシビアなウェッジ。あまりにもウェッジとしてのお助け効果がないため、近年はトッププロもあまり使用していないんですよね。

ちなみに世界を代表するショートゲームの名手、ジョーダン・スピースは「ボーケイスピンミルドSM7」の度、度のバウンスを選んで、とてもシンプルかつイージーにピンに寄せているのです。

「スコアメイクの基礎知識」を学ぶのであれば、プロアマ問わずスコアメイクの肝であるウェッジショットをまずは学びましょう。あなたのちょっとした勘違いは、かえってウェッジショットを難しくしているかもしれませんからね。
次回は、私も登場し、少しづつウェッジの基礎を説明させていただきます。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

ボブ・ボーケイ

ウェッジはバランスが命

シャフトを真っ直ぐにし、トゥ側からあなたのウェッジをご覧になってください。
リーディングエッジからトレーリングエッジにかけての角度が強い、出っ張りが強いほど、バウンス角が大きいことを意味し、ミスに対して寛容性が高いのです。

ボーケイ・デザイン SM7 ウェッジ

新たに「D」グラインドを加え、なんと計6タイプものグラインド(ソール)バリエーションで最適が選べるニューモデルだ。
狙い通りの飛距離を実現する最適重心設計など最新テクノロジーも満載。

6つのグラインドバリエーション

F

バウンス効果を最大限に発揮。

S

フェースも開ける万能タイプ。

K

バウンス効果を最大限に発揮。

D

やさしさと自由度を兼ね備える。

M

バウンスを操り多彩なショット。

L

難しいショットも狙い打ち。

ボーケイ・デザイン SM7 ウェッジ
・価格:23,500円〜(税抜)
・問い合わせ:アクシネット ジャパン インク(TEL:0120-935-325)

ボブ・ボーケイ バウンスの重要性

バウンスの効果が簡単に理解できる動画はこちら。

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